2020 パーフェクトレビュー: XPPen Artist 13.3 Pro 液タブ
XP-Pen Artist 13.3 Pro 液タブ
Amazon限定のセール商品が続々登場する中、クリエイティブな毎日を過ごしたい人にイチオシなのが、液晶ペンタブレット「Artist 13.3 Pro」。アニメやイラスト系の仕事を目指す専門学生や、趣味でイラストを描いている若い女性たちから、「リーズナブルなのに高性能で、コスパも良い」だと注目を集めています。
まずは詳しいスペックを紹介させていただきます。
画面解像度 フルHD [1920 x 1080]
本体サイズ 390.4 x 249.98 x 12.9mm
IPS液晶
有効視野角 178度
アンチグレアガラ
筆圧8192レベル対応
バッテリーレス
傾き検出±60°
エクスプレスキー8個とリングホイール
自由自在に角度可変スタンド
この商品がオススメの人
初めて液晶タブレットを使ってみたい
安く買いたい
液タブ初期設定に苦手
この製品がオススメじゃ無い人
色味を気にする人
画面がビッグサイズが欲しい人
フルHD以上の画面解像度が欲しい人
では早速レビューしましょう。
設定は難しくなく、簡易に初期設定も完了しました。ポインタの位置調整に若干難がありますが、最終的には問題なく描けます。
電源アダプターでコンセントに繋いでなくでもよい3-in-1ケーブルを直接パソコンに接続するだけで問題ないです。小さめのサイズは手のストロークが最小限で済むので疲れにくく、持ち運びも楽で使い勝手抜群です。
スタイラスペンの描き心地があまりになめらかで、アナログのようでびっくりします。筆圧感知が8192レベル、さらに60°までの傾き検知してくれるおかけでペン先と描画位置のズレをほとんど感じないで、紙に絵を描いているような錯覚が起こしたようです。
また、実際の操作性を確かめたい人は「ツクモ」をはじめとする取扱店舗での店頭販売も行っています。実際の操作性を確かめたい方は店頭へ(取扱店舗は下記の通りです。)。ネットで購入すると12ヶ月の保証がついているのも嬉しいポイントです。
全体の作りとしては大変素晴らしく、正直このような液タブ業界にこのような競合が出てきてくれた事は消費者の立場としては朗報です。
xp-pen、さらにHuion、GAOMON、Ugee選べる商品が増え、競合が市場に参入する事による価格の引き下げ効果が期待されます。
ちなみに、2019年、XP-PENとUGEEが併合を進めて現在は同一企業となりました。詳細は下記のブログにご覧ください。
なので値下げ圧力が発生します。結局的には価格が下がることが予想されるのでしょう。ワコムと言えば、多くの人が思い出すのが「ペン」、イラストレーターがタブレットとともに使うのが世界シェア9割と言われます。今海外板の衝撃を受けつつ、多少でもワコムの業績にも影響を与えて、さすがにワコム社も強い危機感を感じるだろう。
Wacomの液タブとつか比べた感想ですが、性能としてはもはや引けを取りません。但し、難点か欠点がありまして88%NTSCは出ない(多分85%台)但しよっぽど色に煩い人とかが見比べて見ないとわからないレベルペンには消しゴムがついておりません。
なのでペンを回して消しゴムと筆記両方を使っている人は慣れや工夫が必要です。
ちなみに、使用途中でパソコンとの相性が悪く、不具合の可能性があるので公式サイトでお問い合わせ際のサポートも、日本語が完璧ではないながらもかなり助けて頂けたので、今後のアップデートでポインタのズレが解消されたり、ペン先のバリエーションが増えたり、よりよいブランドをきたいされます。
基本的に、Wacom Cintiqと比べて書き心地や使い勝手はほとんど遜色なく使えますし、価格優位性も高い(要するに安い液タブ)ので、海外製品の中に信頼できるものがあります。
初めて液タブに挑戦したい人には大変オススメできる商品となっております。